モールテックス最大の特長は、独特の鉱物性の表情や、繊細な色彩・柄のニュアンス。 施工する職人によって質感が変わり、オンリーワンの風合いを出せる意匠性が魅力です。 そんなモールテックスの施工において重要なポイントは、フレスコ塗りの仕上げ。 モールテックスの塗り付けは、1層目→2層目→フレスコ塗り(仕上げ塗り)という
3段階に分けて行います。 ・1層目: 出来るだけ手数は少なく、1ミリ厚になるように塗り付ける。 多少のコテムラや塗り付けの山は気にしなくて問題なし。 ・2層目: 1層目を塗り終わった後、8時間以上を置き、1ミリ厚になるように塗り付ける。 テクニカルレイヤーともいわれ、最終的な柄が決まる作業。 ・フレスコ塗り: 2層目の塗り終わり後30~40分程度置き、コテ圧をかけて塗り付ける。 上からさらに材料を追加し、押し込むように塗り付けることで、2層目の柄を
浮かび上がらせる。 出来るだけ平らになるように気をつけ、手数をかけずに仕上げるのがポイント。 もちろん、柄を決める2層目の作業も重要ですが、フレスコ塗りできちんと
平らに塗り広げてあるかどうかが、最終的な出来上がりの美しさに大きく影響
します。
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