村松建材オンラインショップにお越しいただきありがとうございます。 😊 今月も、あなたのモールテックスに関するお悩みを解決する、モールテックスなんでも相談室をお届けします。 前回は、モールテックスの浴室への施工についてご紹介しました。適切な施工のポイントを押さえることで、水回りでも問題なくその特徴を活かせることを分かっていただけたかと思います。 しかし、モールテックスはさらに幅広いシーンで意匠性を発揮できる左官材。今回は、モールテックスの「建物外部」への施工について解説します! ▼公式LINEアカウントでも質問を受付中▼https://line.me/R/ti/p/%40ofe4091r ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆目次1.モールテックスは建物外部への施工にもおすすめ!2.建物外部のモールテックス施工のポイント3.施工事例4.モールテックスの講習会にぜひご参加ください!━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 1.モールテックスは建物外部への施工にもおすすめ! 室内の壁やキッチン、洗面台、浴室などさまざまな場所に施工できるモールテックスですが、建物の外部(外壁や扉、看板など)への活用もおすすめです。 その理由を、以下でご説明します。 ●外装に高いデザイン性をプラスできる外壁や扉、看板といった建物外部は、外から見える部分であり人目につきます。建物の外装にしっかりこだわりたいという施主様も多くいるでしょう。 モールテックス最大の特長は、そのおしゃれな意匠性。コンクリートに近い無機質な仕上がりや、職人ごとに独自の味わいを出すことができるため、そうした施主様のこだわりを叶えるにはぴったりの素材です。 また、カラーバリエーションも非常に豊富で、外壁を好きな色で彩ることができます。特に目立たせたい扉や看板などには、ワンポイントで鮮やかな色を使うというのも一手です。 <カラーチャートの一部抜粋> https://bealinternational.com/content/uploads/2022/06/MORTEX-COLORCHART2022Specials-LR.pdf(引用:ビール・インターナショナル) ●耐久性に優れているモールテックスはかなり柔軟な素材ではありますが、モルタルなどに比べて耐久性にも優れています。このため、ひび割れやたわみを起こしにくいという性質を持つのです。また、強靭性も高く、多少の衝撃であれば削れ・剥がれの心配がありません。モールテックスはこうした性質から、室内に比べてダメージを受けやすい、建物外部への使用に耐えうる強度があるといえるでしょう。さらに、モールテックスの着色顔料のほとんどは、無機質の顔料を使用しているため、外部での紫外線による色落ちや変色が少ないという性質もあります。●防水性を併せ持つ前回もご紹介した通り、モールテックスは防水性も持っているため、雨風にさらされる建物外部でも使用可能です。 2.建物外部のモールテックス施工のポイント 建物外部をモールテックスで施工する際のポイントを解説します。屋外の環境に適合した施工方法をとらないと、早期の劣化などのトラブルに繋がるため、こうしたポイントを必ず押さえてください。●白華現象に注意する屋外での施工は、気温の上下の影響を受けやすく、白華現象のリスクが高まります。モールテックスの硬化中に結露や雨水により白華ができやすくなるため、「気温の低い早朝に塗り付けて、気温が上がってくる日中にかけて乾燥させる」「雨が降る可能性がある場合には雨養生をきちんとおこなう」などの工夫をしてリスクを減らしましょう。●下地は防水性のものを使う雨風にさらされて下地が水分を含み膨張すると、それに合わせてモールテックスが動き、クラックを生じる恐れがあります。このため、モールテックスを建物外部に施工する際は、必ず下地からの防水処理も行うようにしてください。また、動かないようにしっかり下地を固定し、メッシュを伏せ込むようにしましょう。●プライマーやコーティング剤も屋外に適したものを選択する通常の水性のプライマー:レジデュール・レジパクトGは屋外(湿気が多い箇所・水分が上がる箇所)では使用できません。建物外部の施工では、レジポックスWやバルブーチン(ビールクリル:1kgに対して、モールテックス・カラー2N:500gを混ぜたもの)を使用します。また、最後に塗布するコーティング剤も、屋外の環境に耐えうるものを選んでください。レペルオイルなどの使用が基本です。 3.施工事例 最後に、建物外部のモールテックス施工の事例をいくつかご紹介します!●株式会社HIDAKA様 モールテックスを外壁に施工した事例。塗る面積がかなり広いですが、とても美しく仕上がっています。モールテックス独特の風合いがおしゃれで、かなり目を引きますね。●株式会社ヨシマツ様 店舗の外壁をモールテックスで施工。カラーはBM57で、濃い黒色がクールさを引き立てています。保護剤として、レペルオイルを4度程塗っているとのことです。 4.モールテックスの講習会にぜひご参加ください! 今回は、建物外部へのモールテックス施工について解説しました。店舗や住宅の外装にこだわりたいという施主様に、モールテックスでの施工を提案してみてはいかがでしょうか! また、モールテックスのポテンシャルを引き出し、適正な施工をするためには、基礎的な知識・技術が必須です。村松建材では、定期的に講習会を開催しており、皆さまの基本技術習得をお手伝いしています。 私たちが培ってきたノウハウを余すことなくお教えしますので、興味のある方はぜひご参加ください! 次回の講習会の日程は、9月30日となっております。ご興味あるかたは、お気軽にお問い合わせいただければ幸いです。 Email: shop@muramatsu-kenzai.comTEL:054-270-9436 有限会社村松建材 輸入建材部倉庫・セミナールーム〒426-0063 静岡県藤枝市青南町5丁目107番地TEL:054-270-9436FAX:054-269-6184 E-mail:info@muramatsu-kenzai.comURL: https://muramatsu-kenzai.com ベルギー【モールテックス】(MORTEX) 販売代理店ベルギー【ビールストーン】(BEAL STONE)販売代理店アメリカ【スタッコフレックス】販売代理店
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